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矯正治療を行っていると、以上の様な質問を受ける事があります。それらは、
質問1:「この子は3歳前なのですが、もう、前歯の歯並びがずれているように思うのですが、どうしたら良いのでしょうか?」
質問2:「咬合育成治療って、初めて聞きました、どういう内容なのか教えてください?乳歯の時からワイヤーをつけて大丈夫なのですか?」
質問3:「峰歯科さんでは、舌を観察して、歯並びの将来予測をしてくれると聞き来院しましたが、うちの子供はどうでしょうか?」
質問4:「矯正治療をするときは、必ず歯を抜かないといけないのですか?」
質問5:「私の場合は、年齢が60歳も越えているのですが、矯正治療はできますか。」
では、回答を以下にいたします。

回答1:咬合育成のコンセプトを用いれば不正咬合の予防は可能です。
近年は、少子化の傾向、子供を授かる年齢が高い傾向なども散見され、さらには、社会的な子育ての厳しさの論調から、保護者の方々は、ちょっとした子供の変化に過敏で、その最高の答えを得ようと懸命に動く姿が印象的です。特に、保護者の方々自身がむし歯や歯並びで苦労された経験をお持ちの場合はなおさらです。以前は乳歯期の歯並びは見過ごされる傾向にありましたが、その様な環境の中現在は、1歳半健診・3歳健診において、むし歯はあきらかに減少の傾向にあるのですが、それとは逆に歯並びの質問をされることが多くなってきました。
そこで大切なのが、咬合育成のコンセプトなのです。咬合育成は「現在の状態から、将来発生する可能性がある歯並びや口腔周囲の問題点を予測し、その原因に対処する為に子供たちが各々本来持っている固有の成長発育力を活用して、その不正を乳幼児期からの定期的な観察により予防する、または、その程度を可及的に小さくすること。」です。
ですから、小さい頃から、気になったときが、咬合育成を開始する時期といえます。
私たちにあなたのお子様の未来の為の診療をさせて下さい。スタッフ一同心からご来院お待ちしています。

回答2:乳歯にブラケットを貼り付けることに問題はありません。逆に咬合育成のブラケットを乳歯に装着し「ゆっくり、丁寧に、少しずつ」動かすことで、乳歯列が永久歯列に変わっていくその子供本来の成長発育力が生かされ、少しずつ正常な歯並びへと修正されていく事になります。永久歯は乳歯の根先にあります。乳歯の根っこは「永久歯の誘導灯」の様なものです。ですから、乳歯を正常な場所に導くことは、永久歯を正しい位置に導くという事に繋がるのです。
また、乳歯が生えている間は、その後の生え変わりの関係から、歯茎の骨も柔軟性に富んでいて、歯の移動が簡単であったり、形態の変化も行いやすかったりと、歯の移動が早く、正確にできるという大きな利点が乳歯期にはあるのです。
ただし、それゆえ非常にデリケートな時期でもあり、乳歯に矯正装置をつけると、早く抜けてしまう、逆に自然な歯の抜け代わりができないなどの問題点も生じます。それゆえ、咬合育成ではご家庭との十分なコミュニケーションを基盤にしながら、慎重かつ柔軟性のある治療計画が必要です。なお、回答1に咬合育成に関して書いていますので、ご参照下さい。
私たちにあなたのお子様の未来の為の診療をさせて下さい。スタッフ一同心からご来院お待ちしています。

回答3:舌や口腔周囲の筋肉の状態を適切に判断することで、その子供の歯並びの将来予測は可能です。しかしながら、歯科医師が舌や口腔周囲筋の不正に関する判断基準=咬合育成のノウハウ(診断力・筋機能訓練・矯正治療)を持っている事が大切なポイントです。

実は、咬合育成という学問はまだ歯科医師にとっても一般的な学問ではありません。この学問を考え出したのは、北海道・釧路市で小児・矯正歯科医院を30年開業する高田泰先生です。高田先生は30年来の小児矯正歯科の開業で得たノウハウで子供達の歯並びの予防ができないか等を経験則的につなぎ合わせる事で、この学問に至ったのです。
私は栃木の友人の歯科医師の紹介で、この学問と高田先生を知る事になりました。その時には、ここ九州ではほとんど咬合育成が知られていない事ショックを受け、この学問を九州で普及する為に、私は全力を尽くし、高田先生のセミナーにおいてはお世話係りやセミナーのインストラクターさらには勉強会の会長等を歴任しました。
ですから、当院の子供の成長・発育に関する診査・診断は「特別だ」と患者様方から高い評価を得ているのです。欧米のように歯の健康は人生さえ左右する時代がすでに始まっています。美しい歯並びや口元の「最高の笑顔」は将来への「通行手形」です。歯並びの不正がはっきりと発現しては遅いのです。歯並びも予防の時代になりました。私たちにあなたのお子様の未来の為の診療をさせて下さい。スタッフ一同心からご来院お待ちしています。


回答4:歯を抜かない非抜歯の矯正歯科治療は、私の矯正治療の特徴です。もちろん、むし歯や歯周病が進行して歯の長期的な保存が不可能と判断された場合または親知らずなど抜かざるを得ない歯は、患者様ごとのライフスタイルや個人の状態にあわせて十分に説明をし、納得を頂いたうえで、抜歯をさせていただくこともあります。
以前の矯正治療は一般的に、歯列不正=歯が生えるスペ−スの不足を補う為に、主に糸切り歯の後ろの歯を抜くことでスペースを得て、歯並びを整えていました。
しかし、誰だって抜歯は避けたいですよね!
私が非抜歯矯正治療をはじめたのは、前述高田先生よりベッグ法を用いた矯正治療のノウハウを習得したからです。
非抜歯の矯正治療は抜歯矯正よりも時間が少しかかりますが、やはり、大切な自分の体を維持できるという大きな利点があります。
抜歯「する」「しない」よりも大切な事があります。
歯科治療において、それは、誠実な「診査・診断」と「適切な治療計画」だと思います。 宜しければ、矯正治療のご相談にお越し下さい。スタッフ一同心からご来院お待ちしています。


回答5:矯正治療に年齢の制限はありません。60歳以上でも矯正治療は可能です。この年代の方に矯正治療が難しいという定説は、この年代の方々には一般的に歯周病がみられたり、また、歯の本数が少なかったり、とくに奥歯が欠損していると矯正力がかけられないことも実際にあるための風評だと思います。(写真患者様は50歳代の女性です)
しかしながら、近年ではアンカー・インプラントといって小さく簡単に撤去可能なインプラントを一時的に埋め、そのインプラントの抵抗力で歯を動かすことも可能な時代になり、奥歯の欠損を理由に矯正治療ができないという事はなくなってきました。何よりも現代は60歳をこえて人生に一段落し、人生を楽しみたいという方が増加してきました。そのライフスタイルの変化にともなって、爽やかな「笑顔=スマイル」で楽しい時間を過ごしたいという希望により、当院でも成人の方々の矯正希望者が増加しています。
あなたの素晴しい「ほほえみ」のために生き生きした美しい口元と笑顔を演出してみませんか。是非、私たち峰歯科診療所に、そのお手伝いをさせて下さい。宜しければ、一度診察にお越し下さい。スタッフ一同ご来院心からお待ちしています。