![]()
![]() |
![]() |
「去年、定年になって、これから旅行に行くのが楽しみなのに、歯が抜けてしまって、このままだと入れ歯になってしまう。これからの人生は、美味しい物をたくさん食べながら、自由と遊び心にあふれる豊かな人生を満喫したいから入れ歯にはしたくないなぁ。」
「これまでは子供にお金がかかって、自分ことは後回しだったけど、子供も自立したし、これまで放ったらかしにしていた、わたしの健康、お口の健康から始めようと思っているの。」
「入れ歯だと、味もわからないし、バネをかけている歯がグラグラしてくるし、もっと良い方法ないのかな?」
「まだ35歳なのに、奥歯が2本もなくて、入れ歯しかないと言われたけど、この年で入れ歯にするのは嫌だ!」
このようにおっしゃる方は、本当にたくさん、いらっしゃいます。そして、そのほとんどの方々が、行動する前に心配が先立ち、歯科医院に行く機会を逃し、さらに、歯を悪くしている傾向がある方たちなのです。
やはり、歯という器官は失って、食事の際などに本当の不自由さを感じることで、始めて歯の本当の大切さが身にしみて分かるようで、前述のような事をおっしゃる方が多いのです。
歯を失った時に、それを補い歯を作るための歯科治療法が3通りありますので、それらの治療方法を次よりご紹介いたします。
![]() |
| 歯を何本か 失ってしまった状態 ↓ |
![]() |
| 両隣の歯を削って支えにしてブリッジをかけた状態 |
1、ブリッジ
失ってしまった歯の両隣の健康な歯を削って、橋渡し(英語で言う、ブリッジ=橋)をするような何本か繋がった歯をかぶせる治療方法です。
ブリッジ治療の利点は、
@ 固定式の歯になりますので、取り外したり、装置を洗ったりする手間がいりません。
A また、しっかりと両隣の歯に固定されているため、食事をする際にも、違和感(歯の欠損数等による)がありません。
B さらに、保険に導入されている治療方法なので、ほとんどの欠損部を補い歯を作る事ができます。(例外もあります。それは、簡単に欠点の部分に記載しています。)
しかし、ブリッジには問題点がいくつかあります。
ブリッジ治療の欠点は、
@ まず、両隣の歯を支えにして歯が作られるため、一番、奥の歯が抜けてしまうと、支える為の歯がなくなってしまい、ブリッジをかけることができません。
A 次に、3本分の歯を補うことはできるのですが、5本以上のブリッジ治療になると支える歯に負担が大きすぎるという判断から、保険治療では作成する許可が得られません。
B 最も大きな欠点は、失くなった歯の部分を両隣の歯で支えるため、これらの支える歯に通常よりも大きな負担がかけることです。
これらにより、長期的な観点から繋いだ歯を痛め、結果的に、繋いだ歯を悪くする事が一般的だからです。
![]() |
| ブリッジを支える歯に負担がかかりすぎて、歯周病になってしまうことが多いのです。 |
![]() |
| 上の歯をブリッジにした場合 |
例えば、1本無くなってしまった歯を両隣の歯で支えるとするとします。これまでは、3本で噛む力を分散していたことを2本の歯だけで行うことになります。
会社で言えば、「これまで3人でやっていた仕事を1人辞めたから、2人でやって下さい。」ということと同じ様なことです。最初のうちは頑張れるのですが、2年・3年と経っていくうちに、疲れが出て、嫌になり、辞めてしまいますよね?
それと同じように、ブリッジをする事で、支えている歯には今までよりも大きな負担がかかり、状態にもよりますが10年ぐらい経つと支えている歯がだめになってしまうようです。
ちなみに、高福祉国家の代表:スウェーデンのオスロ大学の調査によると、ブリッジ治療の「平均残存期間は10.5年だった。」という報告をご紹介します。
C 最後に、ブリッジの場合、支える歯の周囲を削ってかぶせものをするので、健康な歯を削らなければならないという最大で最悪のデメリットがあります。なくなった歯のために、両隣の歯を犠牲にしなければ、歯を被せることができないのです。
2、次に、入れ歯です。
入れ歯治療には、自分の歯が1本以上残っている場合の部分入れ歯と、自分の歯が全てなくなっている場合に用いる総入れ歯の2種類があります。
では、入れ歯治療の利点 を考えてみましょう。
@ 先ず、保険が適用される治療方法ですので、安価で、スピーデイーに、さらに、簡単に、歯を作ることができます。
しかし、入れ歯には様々な欠点があります。
![]() |
![]() |
@ まず、入れ歯は人工の歯を歯茎の上にのせた、異物です。補う歯の数が多くくなるほど、入れ歯も大きくなり、お口の中に違和感を感じる事になります。
お口の中の神経は、とても繊細に出来ています。例えば、わずかな髪の毛1本がお口の中に入っても、違和感を感じるほどなのです。生きるためには食べなければならない。ですから、危険なものがお口の中から体の中に入らないようにしなければならない。神様がわたし達に与えてくれた大切な能力です。
もし、総入れ歯は簡単に例えると女性の握り拳位あるります。その様なものを常にお口の中に入れるのですから、違和感があることは言うまでもありませんよね。
A さらに、入れ歯を支えるピンク色の床の部分のある入れ歯は、お口の中を覆ってしまいます。すなわち、食べ物等が歯茎等に直接当たらないために、食べ物の味(甘い・辛い・苦い・美味い)や熱さ(冷たい・熱い)を感じにくくなってしまうのです。
「あつ・あつ」の美味しいおうどんや九州の味・博多ラーメン・・・、入れ歯だと、その味が半減しちゃいますね。
B また、部分入れ歯の場合、入れ歯を入れる両サイドの歯にバネのような留め金をかけます。部分入れ歯は、これをかけることにより、入れ歯を安定させます。しかし、支えにされた方の歯は、噛む力にも増して、支えるという新たな負担まで強いられるのです。
簡単に言うと、咬む度に、上下・左右に強く揺さぶられ、力を加えられ続けます。刺さっている釘でも、長い時間をかけて上下・左右に揺さぶると、結果的に抜けてしまうのと同じように、バネがかけられた歯は5年以内に抜けてしまうことが多いようです。
バネをかけていた歯が抜けてしまうと、その分、部分入れ歯を大きくして、次の歯にバネをかけ、またバネをかけていた歯が抜けて、ということを繰り返し、結果的には総入れ歯に一歩・一歩 近づいてしまうことになるのです。
C 入れ歯は取り外し式です。ブリッジのように固定式ではなく、キレイにするために毎日、お掃除等の手入れをしなくてはなりません。
これは、手間がかかるだけでなく、「入れ歯をしているのが、周囲の人、例えば、お孫さんなどに見られて、恥ずかしい。」等ということにもなります。
入れ歯をしていることが、周囲に知られ、自信を失うこと、さらには、自分が老人になったと思い込みだすことが、何よりも入れ歯をする事により生じる、マイナス面なのです。
入れ歯を入れることで、結果的に力強く生きる力をなくしてしまう人がいるのです。
D また、部分入れ歯から総入れ歯に次第に近づくにつれて、食事中に食べ物が入れ歯と自分の歯の間にはさまる、さらには、噛んだら入れ歯が歯茎を押さえつけて痛いなどの理由により、咬むことが難しくなったり、嫌になったりします。
総入れ歯では、たとえ咬むことができたとしても、本来の自分の歯の60%程度しか、噛む力は回復しないと文献的に言われています。
少し詳しくお話ししますと、それは、最高に状態の良い顎の土手を持った患者様に対して、職人的な技量をもつ歯科医師と、最高に入れ歯作りが上手な技工士が、最高の総入れ歯を作ったとしても、その程度(=自分の歯の約60%)の力までしか噛む力を回復させることができないのです。
すなわち、入れ歯では自分の歯よりも咬む力が弱くなります。今まで楽しみだった食事の時間が楽しくない、大好物だった「固いもの」「歯ごたえのあるもの」などを食べることが難しくなってきます。

「大好きだったたくわんを、カリッと食べたい・・・、」

「おせんべいを、バリバリ食べたい・・・、」

「大好物のステーキが、噛み切れないから食べれない。」
などという、自分の歯があるときには当たり前だったことが入れ歯になってしまうと、できなくなってはじめて、美味しい物を自分の歯で好きなだけ、美味しく食べることがいかに素晴らしいことかを嫌というほど体で理解させられることになります。
現在、日本では「8020運動」といって、「80歳のときに20本の歯を残そうという運動」を厚生労働省・日本歯科医師会や歯科医療従事者等が中心となって行っております。
「何故20本なのか?」の理由ですが。あるご高齢方々を歯の残存本数によってグループわけをし、いろんな噛みごたえの食べ物を食べていただき、その噛みごたえに関してアンケートをとりました。
「お豆腐などの柔らかい食べ物」は歯が無くても「よく食べれる」と「ほぼ全員。」が答えたのに対し、「イカなどの噛みごたえがある食べ物」でも「よく食べれる」と答えたグループの方のお口には20本以上の歯が残っていたからです。
ですから、何でも「ばりばり」、強く噛む為には、20本以上の歯が必要だと言われているのです。
しかし実際の日本の現実ですが、実は「80歳になった時に、お口の中に歯は一人当たり平均:6.8本」しか歯が残っていないというデータが報告されています。
おじいちゃんやおばあちゃんの食事が「ねちゃ、ねちゃ。」音がする様に食べていた理由がお解かりいただけたと思います。
理由は何だったのでしょうか?
1つには、歯が抜けてしまった後に保険の入れ歯を入れて、バネを支えている歯が将来入れ歯による負担のせいで、抜かざるを得なくなるということを知らないままに、何度も保険の入れ歯を入れなおすということを繰り返していたからです。
このように入れ歯という治療方法は確かに、安くて、手軽に、気軽に、短期間で作ることができます。
しかし、保険の範囲で「安く出来た。」ということの代償として、実はご自身の何よりも「大切なお体」や、さらには「心にまで」に負担やストレスをかけていたのです。
ある調査研究によると、総入れ歯の人と自分の歯が10本以上残っている人を比較した場合、「総入れ歯の人の方が明らかにアルツハイマーになりやすい。」という動物実験のデータも出ています。
歯をかみ合わせたときに伝わる脳への刺激は、それほど重要なものなのです。
この噛むという刺激が脳に届かなくなることで、記憶をつかさどる海馬という脳の機能と運動能力が低下していってしまうのです。つまり、きちんと咬めるということは年をとってからの生活、例えば、モノを覚える、人と話す、歩く、出かけるなどの生活に重要な機能にも重大なる影響を及ぼすのです。
本当に大切な事実でありながら、患者様方には日々の診療の中では、お伝えすることが残念ながら今日まで全ての大切な患者様方に対して、行っておりませんでした。
私自身も反省をするところです。
3、
失った歯を補う3つめの方法がインプラントです。
インプラントの利点をシンプルに言います。
それは、ブリッジと入れ歯で書いた欠点がないことです。
また、本文の最後に補足として、対馬市 峰歯科診療所のインプラント治療に関する「こだわり」を解説していますので、宜しければ最後までお付き合い下さい。
では、先ず最初に、簡単にインプラント治療の歴史から説明いたします。
インプラント治療は、現在、日本の歯科医院の約半数ほどが行っているといわれるほど、一般的な治療方法になりました。余談になりますが、大都市のある歯科医の先生で、年間に数千本ものインプラント手術を行っている、スペシャリストの先生もおられます。
さて、このインプラント治療法は、1952年頃より、北欧・スウェーデンのブローネマルク教授が研究・開発を進め、1965年(私の出生年、同じ年ですね!)に第一号の患者さんに埋める手術をしたと聞いています。
つまり、43年間、おおよそ、半世紀近くの歴史がある治療方法といえます。ブローネマルク教授が行った第一号のインプラント埋入患者さんがこの4〜5年前に亡くなったと聞いています。その際には、埋めたインプラントは、そのまま、問題なくお口の中で入れ歯を支えて機能していたとの報告を聞いています。
ブローネマルク教授は、外科医でもあると聞いています。足や手の骨折時に、「骨接ぎに使うチタン製のピン(=一般的に医科ではボルトと言うようですが)等を使って、グラグラする入れ歯を固定できないか?」という発想がインプラント治療を開発するきっかけだったようです。
1952年、当時は第二次世界大戦の負傷者がまだヨーロッパ全土に多く、その多くの方々が、戦争などを通じて顔に傷を負ったり、また、歯がなくなったりしており、その様な方々の入れ歯があわないという、問題が社会背景の中でとても大きかった事が研究・開発の出発点だと聞いています。
おそらく、当時のブローネマルク教授は、今日、これほどまでにインプラント治療法が一般的な歯科治療方法となり、人々の苦悩を取り払い、豊かな人生をサポートする歯科治療方法になると、想像できなかったかと思います。
また、現在のインプラント治療方法は、多種多様なケースに対応するべく、日進月歩で改良され続ける、未だに底を見ない、比類なき研究・開発の伸びを示している歯科医学分野といえます。
対馬市 峰歯科診療所で、あなたが近い将来受けるインプラント治療法は、最新のテクノロジーから生まれた、最先端の内容であることを、私は保証いたします。
・2002年より ヨーロッパ・インプラント学会・正会員 継続6年目です。
・2004年より 福岡歯科大学・インプラント科・研究生 継続4年目です。
インプラント治療法の長期安定性の話になりますが、これまでのインプラント治療の歴史が43年、そして、第一号患者さんが実際に術後40年近く安定していたということからも、長期的にも安心できる治療方法と判断でき、歯科医院の定期健診などでしっかりと「メインテナンス」さえしていただければ、その安定性に関して、手術前から問題にするのはナンセンスだと思います。
定期健診の重要性は、インプラント治療法だけでなく、一般的な歯の治療でも同じことですから、特に難しくこだわらなくて良いかと思います。
それ以上に、インプラント治療方法を通じて、私達 峰歯科診療所が 何よりも皆さんにお伝えしたいことは、「この機会を通じて、ご自身のお体が何より大切である。」という事実を再度・確認し学んでいただきたいのです。
何よりも大切なのは、「あなたのお体の健康と、あなたが大切にしている歯や歯茎」なのです。
インプラント治療をする最大のメリット、それは、「あなたの大切な歯や歯茎がこれ以上削られたり、さらに、抜歯されたりしない様になること。」です。
では、歯科インプラントとは実際にどのようなものなのでしょうか?
歯科インプラントとは、生体親和性のある素材のチタンで作られた、10 mm 前後のネジ形態のスクリューを歯の根っこの代わりとして顎の骨の中に埋め込み、その上に通常の歯のかぶせものの治療のように、固定式の歯を作るというシンプルな歯科治療方法です。
天然の歯が顎の骨の中に植わって、顎の骨で支えられているのと同じように、インプラントも顎の骨によって一本ずつ単独で植え込まれているために、基本的にはバネをかけたり、つないだり(=ブリッジ)にする必要がありません。
したがって、入れ歯やブリッジのように歯がなくなった部分の周囲の歯に支えを求めることがないために、それら周囲の歯に負担をかけることがないため、周囲の歯が抜けやすくなってしまうなどの問題を生じません。
さらに、インプラントは顎の骨の中に植わってますので、咬んだときの感触や咬み応えが、自分の歯に非常に近くなります。
そのうえ、脳への刺激も強くなりますので、これまで入れ歯だった方がインプラントをいれると、急に、若々しく、活力に満ちた人生に切り替わることが多いようです。
最近は、インプラントの認知度も上がってきているようです。しかし、インプラントについては間違ったイメージもあるようです。
1、「手術が恐い。」
というイメージを持つ方も多くいらっしゃいます。確かに、「手術」と聞くと、恐いイメージを持ちます。そのお気持ちはよく分かります。
峰歯科診療所では、日帰り手術でインプラントを行っています。
つまり手術とは言っても、通常の抜歯や親知らずを抜くような同じようなレベルと考えて下さって結構です。
私は、「全ての手術を、シンプルに、短時間で、早く、そして、出血と痛みが少ない。」を目標にしています。
もちろん、あなたの手術をする時も同様に、そして、丁寧に行います。
私たち、対馬市 峰歯科診療所では、インプラント手術のほとんどを1時間以内で終えれるように努めています。
できれば、20分〜30分程度で終えれる様に、手術アシスタントや周囲のスタッフと事前の打ち合わせや十分な準備を整えて、当院では全ての患者様が安心してインプラント手術を受けていただけるように努力を積み重ねております。
実際には、20分〜30分程度の短時間で手術自体は終っていることが、全体の60%〜70%です。
あなたの手術の時も、短時間でできる様に、スタッフ一同努力いたします。
また、手術後に伴う痛みや不快感も、簡単なインプラント手術であれば通常の抜歯程度、何本も一度にインプラントを埋める様な複雑なケースの場合は親知らずを抜いたときと同程度だと想像して下さって結構です。
ですから、インプラント手術だからといって、何も特別なことはありません。
私は、「私自身が、インプラントの手術をされるとしたら・・・。」と考えながら、「患者様方にとって、ベストな選択。」を常に意識している事を、あなたとお約束します。
当院では全身麻酔ではなく、歯を抜くのと同じように局部麻酔をして、診療室への入室から退出までの時間が、おおよそ1時間以内、非常に特殊なケースで2時間程度の時間で手術は概ね終わると考えておかれれば、想定外の経験はされなくて済みます。
手術後の腫れや痛みは、2〜3日経てば、ほぼ消失すると、ほとんどの患者様方が言って下さいます。
そして、インプラントを入れて数ヶ月の時間を経て、入れ歯の床がなくなり、新しいピカピカの歯と共に生み出される、新しく輝くご自身の笑顔を鏡で見ながら、当院の患者様方は喜びに浸っておられます。
自分の悩みを抱えたまま生きて行くのと、少しの間、手術の恐怖と戦うのはどちらが良いでしょうか?
あなたが、インプラント手術の恐さを乗り越えた後に手に入れられる経験や世界は、素晴しく価値ある世界であるに違いありません!
対馬市 峰歯科診療所はあなたの素晴しい人生のサポートをお約束いたします。
2、「インプラントの治療費は高い。」
インプラント治療の費用についてこのように考える方もいらっしゃいます。
確かに、保険で作ることが出来る入れ歯に比べれば高と思います。
当院のインプラント治療(歯の代金まで込みの料金)は1本31.5万円です。
私がインプラントの治療費用を調べたところ、おおよそ最安値で15万円〜最高値で50万円 / 1本あたり、おおむね、1本あたり30万円が全国的な相場の様に思います。
治療費用のお支払いに関しましては、インプラント治療は完成までに、おおよそ、4〜7ヶ月 / 1手術 の期間を要しますので、その間に全額をお支払いいただくことを前提にお引き受けしています。
しかし、先ほども申し上げたように、保険で作る入れ歯で当面の機能は回復しても、長期的なお口の健康にダメージを与えているのです。
また、「歯はたくさんあるから、1本ぐらいなくても良いでしょう。」と思う方もいらっしゃるようです。
これは大いなる間違いです。
指にも1本1本、役割があるように、歯にも1本1本、役割があるのです。
例えば、下顎の前から6番目の歯が抜けてしまって、そのまま放っておくと、どのようなことが起こるでしょうか?
次のようなことが起こる可能性が高いのです。
1.咬み合わせる下の歯がないので、上の歯が出てきてしまう。
上の歯は下の歯がなくても、咬む機能を維持しようとして、咬む相手を探して伸びてきてしまうのです。そうなると、後で下の歯を入れるときには咬み合わせがズレているので、上の歯を削らないといけなくなってしまいます。
2.一番奥の7番目の歯が抜けた歯のスペースに倒れこんでくる
歯が斜めに倒れこんでしまうと、これを治すには矯正治療が必要になってしまいます。
3.モノが挟まって咬みづらいので反対側でばかり咬んでいると、体のバランスが悪くなる
かみ合わせは全身の体のバランス、全身の健康にも大きな影響を与えています。その際に、1本1本の歯が重要な役割を果たしているのです。食べられれば、しゃべることができれば何でも良いというのとは違うのです。
このように、歯は見えないし、動かないから1本1本の役割が軽視されがちですが、実際には各々が非常に重要な役割を担っているのです。
もし、皆さんの中指が根元からなくなってしまったらどうしますか?
困りませんか?
「この中指が元に戻るなら、どんなことだってするのに!」と思いませんか?
失った歯をインプラント治療で元に戻すということは、根元から無くなった中指をチタンの骨を入れて回復させるということと変わらないのです。中指が元に戻るのだったら30万円ぐらいかかっても安いと感じるのではないでしょうか?
また、新車を1台買っても、軽く100万円はします。確かに、車は生活するうえで欠かせませんし、車があることで家族・恋人と旅行したり、楽しい思い出を作ることが出来ます。新車を買うこと自体もとってもわくわくする楽しい体験ですよね。そういう意味では、新車を買うということは人生を豊かにするために必要なお金だと思います。
もう一度考えてみましょう。失ってしまった歯を取り戻すということも非常に重要なことですよね!
友達や家族といっしょに美味しい食事を食べに行ったときにメインのフィレ・ステーキの香ばしい香りを楽しみながら、お肉を咬み切って味わうことが出来る。
友達と旅行に行ったときにも、何にも気にせずに笑顔が自然とあふれ旅行を楽しむことが出来る。
旅先で撮る写真も口元に入れ歯の留め金なんてないので自信を持って笑うことが出来る。
このようなことは人生を豊かに生きていくために最も大切なことなのではないでしょうか。「さりげない美しさ」とでも、表現しましょうか。
このような基本的な健康がしっかりしていなければ、何をしようとも、楽しさ・豊かさを感じることというのは難しいのではないでしょうか。
このような価値観で考えてみると、例えば、既に失ってしまった3本の歯を回復させるのに90万円かかったとしても、それが高い金額になるでしょうか?
これからはご自分の生活、人生の豊かさを満喫するために、今まで頑張って後回しにしてきた自分の健康のために少しぐらいのお金を使うことはこれからのご自分の人生を楽しむための道具を買い揃えるのと同じなのではないでしょうか?
インプラント治療番外編:峰歯科診療所におけるインプラント治療方法の「こだわり」解説
1、インプラントの種類
インプラントは一度歯茎の中に埋め込むと、取り外して、変えるということは、決してありません。そこで、各々の患者様方に使用するインプラントは慎重に決定し、なお、用いなければなりません。多くのインプラント治療を行う歯科医の先生方は、ほぼ1社ないし2社のインプラントを用いて、手術を行います。
私の場合は3社より5種類のインプラントを活用し、ひとつのインプラントだけにこだわることなく、患者様に必要なインプラントを柔軟に使用しています。
1−1)アメリカ・ジンマー社製・スクリューベント・インプラント
−2) ・スイス・プラス・インプラント
−3) ・カルシテック・インプラント
2、スウェーデン・アストラ社製・アストラ・インプラント
3、ノーベル・バイオケア社製・リプレース・セレクト
インプラント治療を行う歯科医師が、お互いよく言いあう言葉に「どのインプラントも同じだけど・・・。」というものがあります。
はたして、本当にそうなのでしょうか?
やはり、何事とも同じ様に、得意・不得意を、インプラント自体が持っていますので、それらをうまく、活用し、最高の結果を患者様にもたらすのが、歯科医師の仕事だと私は思っております。
インプラント体は、日進月歩で研究・開発され、進歩しておりますので、今後、何かまた新しい・良いインプラントが開発・発売されれば、そちらを用いる事になるかと思います。
歯科医学者に言われることですが「日々是研鑽。」なのです。
2、再生医療
現在、バイオテクノロジーの進歩は留まることを知りません。
歯科医学も、1980年代の初頭から、歯科の再生療法として、歯槽膿漏で失われた歯槽骨を再生するGTR法 ( Guided Tissue Re-generation )やその変法として長期に入れ歯をしたためにやせ細り、インプラントが埋めれない様なやせ細った骨に対して骨を再生・造骨する方法のGBR法 ( Guided Bone Re-generation )がありました。
さらに、今日では、親知らずの未分化細胞をテイッシュ・バンク等で保存し、歯が悪くなった際に、その細胞から歯牙を再生させ、歯茎に埋め込む等の方法も考え出されておりますが、まだ、試験的な動物研究の段階のようです。
私がここで紹介します、再生療法は、前述の2件とはことなるもので、テイッシュ・エンジニアリングを活用した新しい再生療法をご紹介いたします。
この方法は、アメリカ・ペンシルバニア大学・歯周病学・ジョセフ・フィオレリーニ教授より、ご指導していただいた方法で、BMPという、骨再生たんぱく質を活用し、GBR法などよりも確実に、それ以上に、短期間で歯槽骨が再生するという優れた方法です。GBR法を用いた骨再生には、通常、半年ほど待つ期間が必要ですが、このBMPを用いた骨再生法の場合は通常2ヵ月後には骨が再生し、インプラントのオペも早期に可能になるのです。
さらに、峰歯科診療所では、歯科用レーザーを用いた再生療法も行っております。
というように、インプラント治療はしたい、検査をしてみると、歯茎が痩せすぎていて、インプラントができないと言われた方、おられましたら、峰歯科診療所へ是非お越し下さい。その悩みの解決のお手伝いができればと思っています。
![]()
治療前

治療後

患者様の感想
本当に良くしていただいて、有難うございました。長崎市から通ってインプラント治療をしたかいがありました。ある方からの紹介だったのですが、インプラントだけでなく、噛み合わせを作るのが上手だと聞いて、飛行機で通わなければならず、近くの歯科にするか迷いましたが、行ってよかったと思っています。今では、先生をはじめ優しいスタッフの方々の対応も含めて、このインプラントの歯の輝きに心から感激しています。
自分の歯が戻った気がします。そして、歯を綺麗にした事で、5歳以上は若返ったと感じています。歯の影響力って凄いもんだと、この年で気付かされるとは思いもよりませんでした。
このインプラントの歯は、久しぶりに会う方々から、「歯がきれいですね、どこで治療をされたんですか?若々しい・・・。」と次々に尋ねられるほど、インパクトがあるようです。そして、何よりも、入れ歯をしていた時は、あちらこちらが痛んだり、お餅を食べていたら、入れ歯が緩んだり、食事中に煩わしい思いもしましたが、インプラント治療をした今回は、何でも気持ちよく食べれるようになりました。「がぶっ。」、「がりがり。」と噛み付けるんですよ。どんなものでも。気持ちがいいんです。
もう一度与えていただいた、インプラントの歯で、これまで以上の楽しい暮らしをしていきたいと思います。長崎からは遠いのですが、定期健診に伺った際には、よろしくお願いします。しかし、スタッフさんが毎回してくれた、「歯ブラシ」は寝てしまいたくなるほど、気持ち良かった。また、お願いします。
ドクターのコメント
この患者様は、比較的簡単なケースでした。インプラントは、右上に2本、左上に3本の合計5本埋めています。フラップレス手術という、術後の腫れや痛み等が出にくい手術方法を行いました。手術後は、経過も順調でしたね。そこで、手術の当日より、仮の歯をつけて、普通通りの生活をして頂きました。食事もいつもどおりにできたと聞いています。インプラントは埋めて直ぐに歯を立てれるのではなく、インプラントと骨が付くまでに一定の期間が必要です。インプラントが歯茎と結合する期間(通常3〜4ヶ月)の間に、上の前歯(合計5本)の治療や下の歯(合計13本)を治療しています。勿論、仮の歯が入っていますので、治療中だからといって、歯が無い等の不愉快な思いはさせない様に配慮して他の歯の治療もさせていただきました。全体の歯の治療の流れも、スムーズに行きました。仕上げの際、前歯のセラミックは、当院も導入しているセレックという、コンピューターの器械で、セラミック歯を一本ずつ丁寧に削りだして作成しました。その上で、最終的には、彼の歯の個性を出す為に、一つ一つセラミック歯の仕上げの彫刻を私が行い、微妙な変化を各々の歯に与えることでより質の高い歯に仕上げ、個性が上乗せされた自然感のある歯に演出し、写真の様な歯に完成しました。
治療期間は1年間ぐらいでした。長崎市より、1週間単位で、2ヶ月に1度程、ご来島されていました。ご来島された時は、毎日2時間ほど、集中して治療をしました。全体を扱った治療にしては、全体の治療期間は短い方ですね。
私が感心したのは、何よりもわざわざ長崎市から通われる、強い意志でした。
こちらこそ、たくさんの経験と勉強をさせて頂きました。これからは、予防歯科を継続することで、明るく、何でも食べれる楽しい生活のサポートをさせていただきたいと、スタッフ一同思っています。これからも、笑顔で会いましょう。ありがとうございました。
治療前

治療後

患者様の感想
長期間の治療でしたが、私自身、歯に対する考え方が違ってきたと思います。だんだん完治間近になっていく歯を見るたびに自然と顔が弛んで綻んでいます。
最後に皆様の明るい笑顔と先生の妥協しない治療に対して素晴しいと思いました。
感謝しております。
T市・K M 様より
ドクターのコメント
治療前の歯は、F市の某有名歯科医院で5年ほど前に治療されたとの事でした。対馬の方は一般的に「対馬には良いものはない。」と諦めている方が多いように思います。そこで、良いものを買う、する、等の場合は都会に行かれる事が一般的です。
しかし、私がこの患者様にも申し上げたのですが、「対馬から来た。時間に制約があるので、歯を早く入れて欲しい。」とお願いした場合に、どの程度、その歯科医師の先生の実力が引き出せるのかという事です。すなわち、自ずと「早く終わる。高額治療におおよそさせられる。」ということです。結果的に、インスタント的な割り切りの治療になり、患者様方が、遠くまで無理をしてでも通い、頑張ろうと思った気持ちや、さらには、その方の個性を引き出す、次元の高い治療では無いように思います。
美味しい料理は、準備がしっかりしています。心のこもった職人が、食材を吟味する所からはじまり、下ごしらえを十分にして、仕込んだものを、丁寧に作りあげる。さらに、盛り付け、コースの流れ、その日の空気さえも微妙に読み取りながら、美しいお皿に、彩りを添えながら、心を込めて仕上げていきます。一流の料理人の心意気とおもてなしです。私は、歯の治療も同じだと思っています。
さて、この方の治療、インプラントを10本(右上に2本、左上に3本、右下に3本、左下に2本)埋めた後、「早く歯を入れて欲しい。」と催促を何度もされましたが、私の歯科医療人としてのこだわり、この方の今後の人生を彩る為にも、全てのステップに手を抜かず、丹精込めて仕上げました。仮歯も、本患者様の個性を引き出すために、3度、4度作り替え、お口元の張り、そして、唇から見える歯の大きさ、お顔の肌色にあった歯の色の選択、そして、それらが微妙に織り成す光と影さえも意識して歯を作り上げました。
新しくインプラントのセラミック冠が入った日、患者様は感激して、涙を流されました。私自身がこの患者様とのストーリーの中で最も感激したのは、治療の途中で、ご主人様が「可愛くなったね。」と還暦を一つ前の年に言ってくれたと、私に興奮気味に教えてくれた時です。私も涙がこみ上げてくる様な感激をいただきました。
そんな、治療を今後も、患者様方との共同作業で、作り続けたいと思っています。
K Mさんこれからは、予防歯科=定期健診、頑張っていきましょう。
今のあなたは、これまで以上に輝いて見えます。